現在は普通の都内物件、憧れのコンクリート打ちっぱなし物件に住んでおりますが、以前住んでいた物件の隣の部屋は事故物件でした。
厳密にいうと事故物件になってしまいました。
いったいどんな事故物件だったのでしょうか。話せる範囲で書いていきます。
食事中の方は注意です!!
事故物件とはなにか
事故物件というと、大島てるという事故物件公示サイトを思い浮かべる方が多いですよね。
大島てるは、事故物件の情報を公開するサイトとなっていて、引っ越し前にこのサイトを見る方は多いです。
ざっくりいうと、住居または共用部分で人が死んでいる物件を指すそうです。
物件資料には「心理的瑕疵あり」とか書かれていたり、「重要告知事項あり」とか書かれていたりするそうです。
事故物件になった日
5月ころ動くと汗ばむ季節だったなと思います。
仕事から帰り、自身の部屋へと行こうとするとクサい。とにかくめっちゃクサい。
この瞬間、「隣のお爺さんが…」と思った。
というのも、隣に住んでるのはお爺さんで、かなりヨボヨボだったなぁという記憶があったから!
すぐに警察に連絡。
すると、警察はこんな感じの返答だった。
警察から受けた説明
ご家族が連絡がないから心配してると大家さんに連絡が来る。
↓
大家さんがチャイムを鳴らしても反応がないと警察に連絡。
↓
警察と大家さんで部屋の中を確認したところ亡くなられていることが判明。
↓
すぐにご遺体を搬出。すでに部屋にはご遺体はない状態。
↓
上記のことからおそらく事件性はないけど、発見者ということで事情聴取したい。
ということで、事情聴取されることに。
警察からの事情聴取
一応、発見者という位置づけになるのか、事情聴取ありますとのこと。
事件性はないのでほぼほぼ雑談で、電話口で受けた先のようなことと同じことを話してくれました。
一応来てくれて話を聞かなくてはいけない。警察って大変だなぁとしみじみ。
強烈なニオイについて
※画像はイメージ
このニオイについては初めて嗅いだニオイではなかったです。1度だけ嗅いだことがあります。
それはBBQ会場です。
大きめの自然公園をBBQシーズンだけBBQ会場にしているといった感じ。
その公園にあったトイレの生理用品入れるヤツのニオイです。
トイレ自体が全然掃除されていなくて普通にクサイのですが、
生理用品入れるところも満杯という感じだし、ちゃんと包んでないし最悪の状況でした。
和式便所だったので、かがんだ時に生理用品入れるところに顔が近づいてしまって、その時にめっちゃクサかったのですが、そのニオイでした。
体液や血液が腐ったニオイが正体なんだと思います。
すでに遺体が運び出されて、部屋の中は篭っていてすごいニオイだったから掃除する業者が来る前に換気しておこう。
と、なって換気扇をつけていて外にニオイが放出。
そのニオイで「あ!やばい!警察に連絡しなきゃ!」と私が気づいたわけです。
しかしながら、換気扇のついてない状態だとまったくニオイはせず、私は気づきませんでした。
この時点で死後2週間くらいだったようです。
ご家族から連絡がなければもっと大変な状況になってたのではないか。
木造ボロボロアパートでもまったくニオイが外に出ないので、ニオイで気づくは迷信じみたものだと思いました。
特殊清掃の方の動画とか見たことありますが、虫がわいているのをご近所が通報してそこから発覚するケースの方が多いようです。
家族と定期的に連絡を取り合うって大切だなって思いましたよ。
隣の事故物件その後
それから私は事故物件のお隣さんとして過ごしましたが、これといったコトはまったくなし。
強いて言うなら、夏場にゴキブリが昨年より2匹多く出たとか?
夜中に隣からゴトゴト音がしましたが、事故物件と告知しないために一人挟むアルバイトがあるのですが、そういった方が住まれてたんじゃないかと思います。
もともと古いアパートでミシミシパキパキ鳴っていたので、幽霊より強度の方が心配です。
あと、そのアパートで似たような細細お爺さんとすれ違ったりしたので、その方も心配だなと思いました。
今、その事故物件にはパンク風の大学生らしき人が住んでました。見た目は怖かったですが普通に挨拶してくれていい人でした。
事故物件以前の問題
隣が事故物件になったコトについては結構、「どうなの?」と友人から聞かれましたが、それ以前の問題がちらほら散見される物件でした。
- 深夜にベースを弾くヤツが近所にいる
- 歌うま女学生が近所にいる
- 前と後で工事がバッティングする
- 喘ぎ声を爆音のロックミュージックでかき消すやつが近所にいる
- 野良猫で防犯ブザーが鳴る
問題が起こるのは毎日ではないので耐えられましたが、思い返してみると問題ありですね笑
深夜にベースを弾くヤツが近所にいる
住んで居たアパート内ではなく、その近所に深夜にベース弾くヤツがいました。
ベースの音って音というより振動で、響き渡るんですよね。
上手なのが唯一の救いでした。
歌うま女学生が近所にいる
これまた住んで居たアパート内ではなく、近所に歌うま女子が居てよく本域で歌ってました。
小柳ゆきとか、ミーシャとかロングブレス系のヤツを好んで歌ってましたね。
YouTubeに動画上がってたりして。
前と後で工事がバッティングする
一時期でしたが、アパートの前の物件と、後の物件で工事がバッティングしていて、
窓を閉めてやっていても「ガガガガガ」と聞こえてくるレベルでした。
リモートで会社とやり取りしているときも「工事の音うるさいね」と言われるレベル!
ボロボロ木造アパートだったので、防音効果もあんまりないのかも?
喘ぎ声を爆音のロックミュージックでかき消すやつが近所にいる
これまたアパート内ではなくご近所で、Vシネマみたいな喘ぎ声の人が近所にいました。
「あん!あん!」じゃなくて「ああああ~!いい~~~!」って感じのやつです。
ヤるときに爆音のワンオク●ック流すのですが、周波数が違うので普通に音楽と喘ぎ声を聞かされてる感じでした。
時々、バラエティ番組を爆音で見ながらヤってる時があって、「ああ、なるほど。人(の声)を隠すなら人(の声)の中か」と納得。でも、間があるので普通に芸人がワイワイやってる声と喘ぎ声が交互に聞こえてきました。
ある日、暴力性を疑うくらい酷い喘ぎ声の日があって、事件性ないかな?って思ってドキドキして警察に電話しようかどうかを迷ってました。
でも、よくよく聞いてみたら、めっちゃテンションの高い鈴木奈々の声でした。
鈴木奈々の声でした。(大事なことなので2回言う)
野良猫で防犯ブザーが鳴る
洗濯物を干したりするエリアがあって、一応住民しか入れないようにフェンスがあったりするのですが、
変な奴が入った時の対策で、防犯ブザーが「ピロリンピロリン」と鳴りながら、チカチカ電灯が光るんです。
ライトに照らされてもビビらない猫が普通に行き来するのですが、それを知らなかった頃に物干しざお持って明け方5時くらいまで寝れなかったりとかしました。
アパート民は「鳴ってるけどどうせ猫だろ」って感じで誰も気にもしてない感じ。
形骸化とはまさにこのこと。
あとがき
と、お隣が事故物件になった経験を書いてみました。
事故物件に問題があるケースもありますが、それ以外のご近所トラブルの方がよっぽど迷惑な場合の方が多いと思いました。
今住んで居る物件は気に入ってますが、どう聞いても音楽じゃないよね?って思うような爆音(飛行機か何かが通ったような)の音がした次の日に管理会社経由で「大きい音で音楽聞いてるの迷惑です!」って言ってきたりしました。(憤怒)
と、いうこともありますが、基本は穏便にいきたいものです。
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