SUZURIで「スライドケース(L)」を販売している人たちは、どのくらいのトリブンを設定しているのか。
気になったので、SUZURI APIを使ってユーザーデータを少しずつ集め、勝手に調査してみました。
この調査は2026年10月ごろから始め、2026年11月7日22時3分時点までに私が取得できたデータを集計したものです。
商品を起点とした探索やユーザーIDを使った探索などで見つけたユーザー群をもとにしています。
そのため、SUZURI全ユーザーを対象にした全数調査ではありません。
「今取得できている人たちだけを見ると、どんな傾向なのか」
を見るための記事です。
正確なSUZURI全体の統計ではないことをご了承ください。
スライドケース(L)を取り扱う501人を調査
今回、スライドケース(L)を取り扱っているユーザーを501人まで取得できました。
500人をほんの少し超えました。
同じユーザーがスライドケース(L)を複数販売している場合は、まずそのユーザー内でトリブンを平均化しています。
その後、1ユーザー=1ケースとして全体平均を算出しています。
商品を大量に登録しているユーザーだけが、全体平均へ強く影響しないようにするためです。
その結果、501人の平均トリブンは、
420.7円
となりました。
トリブン価格帯では300円台が最多
501人を価格帯別に分けると、次のようになりました。
| トリブン価格帯 | 人数 | 割合 |
|---|---|---|
| 0円 | 7人 | 1.4% |
| 1~99円 | 1人 | 0.2% |
| 100円台 | 61人 | 12.2% |
| 200円台 | 56人 | 11.2% |
| 300円台 | 180人 | 35.9% |
| 400円台 | 36人 | 7.2% |
| 500円台 | 89人 | 17.8% |
| 600円台 | 13人 | 2.6% |
| 700円台 | 6人 | 1.2% |
| 800円台 | 13人 | 2.6% |
| 900円台 | 6人 | 1.2% |
| 1000円以上 | 33人 | 6.6% |
一番多かったのは、**300円台の180人(35.9%)**でした。
次に多かったのが500円台の89人(17.8%)。
さらに100円台が61人(12.2%)、200円台が56人(11.2%)と続きます。
1000円以上に設定しているユーザーも**33人(6.6%)**いました。
そしてトリブン0円のユーザーも7人。
トリブン0円に設定しているユーザーもいました。意外といますね。
なぜ0円なのかは今回取得しているデータからは分からないため、理由については深読みしません。
やはり300円台に大きな山
2026年10月初旬に私がSUZURI上で確認した時点では、トリブンのデフォルト設定は300円でした。
特に金額を決めず、そのままデフォルト設定を利用した場合に300円になるケースもあるでしょう。
また、最初から300円と表示されていれば、
「このくらいが標準的な設定なのかな」
と受け取る人がいる可能性もあります。
今回のスライドケース(L)では300円台が180人。
全体の35.9%です。
ただし、今回のデータだけから、
「300円台が多いのはデフォルト設定が原因」
と断定することはできません。
300円台へ人数が集まりやすくなる理由の一つとして考えられる、という程度にしておきます。
デザインごとにトリブンを変えている可能性を見る
今回のデータでは、**15.6%**のユーザーで平均トリブンに100円未満の端数が出ていました。
これは「デザインごとにトリブンを変えている可能性」をざっくり見るための簡易指標です。
SUZURIのトリブンは100円刻みで設定できます。
例えば、そのユーザーが取得できたスライドケース(L)をすべて300円に設定していれば、平均も300円です。
一方で、
- 300円の商品
- 400円の商品
などが混ざっていれば、商品数によって平均350円などの端数が出る場合があります。
つまり、
平均トリブンに100円未満の端数が出ている場合、同じアイテムでもデザインによって異なるトリブンを設定している可能性があります。
ただし、これは正確な判定ではありません。
例えば100円の商品と300円の商品が1つずつなら、異なるトリブンを設定していても平均は200円です。
この方法では拾えません。
そのため「15.6%のユーザーがデザインごとにトリブンを変更している」という意味ではありません。
あくまで、平均値に100円未満の端数が出たユーザーの割合から、デザインごとにトリブンを変えている可能性をざっくり見る簡易指標です。
一人ひとりの商品をすべて細かく比較するとAPI取得・集計にかなり時間がかかるため、今回は調査できる人数を増やすことを優先しています。
300円ぴったりのユーザーを除外してみる
もう一つ、ユーザー平均が300円ちょうどになったケースを除外した集計も行っています。
こちらは通常集計とは取得タイミングが少し異なり、500人を取得した時点のデータです。
通常集計は501人なので、1人分の差があります。
そのため、ここからは通常集計501人と完全に同一母数の比較ではなく、少し取得タイミングの異なる別スナップショットとして見てください。
500人のうち、ユーザー単位の平均トリブンが300円ちょうどだったのは、
170人(34.0%)
でした。
ほぼ3人に1人です。
この170人を除外すると、残ったユーザーは330人。
500人時点の通常平均トリブンは420.5円。
300円ちょうどのユーザーを除外すると、
482.6円
となりました。
差は、
+62.1円
です。
ここで除外しているのは「300円の商品」そのものではありません。
まずユーザーごとにトリブンを平均し、そのユーザー平均が300円ちょうどになったケースだけを除外しています。
例えば300円・300円・400円の商品を取得できたユーザーなら、平均は約333.3円になるため残ります。
逆に100円・300円・500円のように複数のトリブンを設定していても、平均が偶然300円になれば除外されます。
したがって、
「除外された170人全員がデフォルト設定を一切変更していない」
という意味ではありません。
取得できたデータ上で、ユーザー平均300円ちょうどのケースを保守的に外してみたらどうなるか、という実験です。
300円ちょうどを除外すると500円台が最多に
300円ちょうどを除外した330人の価格帯は、次のようになりました。
| トリブン価格帯 | 人数 | 割合 |
|---|---|---|
| 0円 | 7人 | 2.1% |
| 1~99円 | 1人 | 0.3% |
| 100円台 | 61人 | 18.5% |
| 200円台 | 56人 | 17.0% |
| 300円台(300円ちょうど除外) | 10人 | 3.0% |
| 400円台 | 36人 | 10.9% |
| 500円台 | 88人 | 26.7% |
| 600円台 | 13人 | 3.9% |
| 700円台 | 6人 | 1.8% |
| 800円台 | 13人 | 3.9% |
| 900円台 | 6人 | 1.8% |
| 1000円以上 | 33人 | 10.0% |
300円ちょうどを除外すると、最も多かったのは**500円台の88人(26.7%)**でした。
次いで100円台の61人(18.5%)、200円台の56人(17.0%)。
この3つだけでもかなり大きな割合を占めています。
一方で1000円以上も33人、10.0%いました。
通常集計では300円台が35.9%と大きな山になっていましたが、300円ちょうどのケースを外してみると、
100~200円台の低めの設定と、500円台の設定にかなり人数が集まっている
という別の姿が見えてきます。
平均420.7円でも、中身を見るとかなりバラバラ
今回の平均トリブンは420.7円でした。
ただ、分布を見ると単純に「だいたい400円くらいに設定している人が多い」というわけではありません。
実際には300円台が180人と大きな山になっている一方、500円台も89人。
100~200円台にも117人いて、1000円以上も33人います。
平均値だけでは見えない部分が、価格帯まで分けてみるとなかなか面白いです。
500人を超えたところでいったん記録
今回取得できた501人を見ると、スライドケース(L)の平均トリブンは420.7円でした。
価格帯では300円台が180人(35.9%)と最も多く、次いで500円台が89人(17.8%)。
また、少し取得タイミングの異なる500人のデータからユーザー平均300円ちょうどのケースを除外すると、平均トリブンは482.6円となりました。
そして何より今回は、
501人。ギリギリ500人突破です。
ちょうど記事化ラインを1人超えたところなので、ひとまずこのタイミングで記録しておきます。
APIによるデータ取得は今後も続けています。
800人、1000人、2000人とデータが増えたとき、この傾向がそのまま続くのか、それとも平均や分布が動いていくのか。
またデータが増えてきたら、この記事を更新する可能性があります。
