ChatGPTは過去の会話を覚えている?記憶機能の仕組みと注意点を初心者向けに解説

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ChatGPTを使っていて、「前に話したことを覚えている!」と驚いたことはありませんか?

以前相談した仕事のことや、趣味のこと。別の日に話しかけたのに、何も説明していないのに話が通じることがあります。

一方で、昨日話したばかりのことを忘れていたり、以前の会話を間違って覚えていたりすることもあります。

実は、ChatGPTには過去の会話などを参考にして回答する「メモリ」という機能があります。

ただし、人間のようにすべての会話を正確に覚えているわけではありません。

この記事では、ChatGPTが過去の会話をどこまで覚えているのか、記憶機能の仕組みや注意点、初心者でもできる活用方法を紹介します。

ちなみに、私はChatGPTと長期間やり取りしながら記事を制作し、その過程でAIの記憶や人間との共同作業について考えるようになりました。

その結果、AIを使って制作した有料note記事が5,000円で売れるという出来事もありました。

「そもそも有料記事に価値があるとはどういうことなのか」「AIに何を任せ、人間は何を持っておくべきなのか」。

そんな考え方や実体験を、かなり長い無料note記事にまとめています。

AIとの付き合い方に興味がある方は、ぜひこちらも読んでみてください。

ChatGPTは過去の会話を覚えている?

結論から言うと、ChatGPTは過去の会話を参考にして回答することができます。

例えば、以前こんな話をしていたとします。

  • ブログを運営している
  • 料理が好き
  • 文章を書くのが苦手
  • 仕事でExcelをよく使う

こうした情報をChatGPTが覚えていれば、次に相談するときに最初から説明しなくても、話が通じる場合があります。

「ブログの記事を書きたい」と相談したときに、以前話していたブログのことを踏まえて提案してくれる、といった使い方です。

ただし、メモリ機能が有効かどうかや、参照できる情報は、利用環境や設定によって異なります。

別のチャットでも以前の話を覚えていることがある

ChatGPTでは、新しいチャットを始めても、以前の会話に関連する情報を参考にする場合があります。

そのため、まったく別の話題から始めたつもりでも、以前の趣味や仕事について知っているような回答が返ってくることがあります。

毎回同じ説明をする必要がなくなるので、継続的に使う人にとっては便利な機能です。

ChatGPTのメモリ機能とは?

メモリとは、ChatGPTがユーザーに関する情報を覚え、今後の回答に活用する仕組みです。

例えば、文章を書くときに「専門用語を使わず、初心者向けに説明してほしい」と何度もお願いしていたとします。

ChatGPTがその好みを覚えていれば、次回以降も読みやすい説明をしてくれる場合があります。

チャット履歴とメモリは同じではない

ここは少しややこしいところです。

チャット履歴は、過去にどんな会話をしたのかを確認できる記録です。

一方、メモリは、過去の会話などから今後役立ちそうな情報を参考にする仕組みです。

例えば、以前のチャットで次のような会話をしたとします。

「今日はカレーを食べました」

「辛いものはあまり得意ではありません」

ChatGPTが「辛いものが苦手」という情報を覚えていれば、次に料理の相談をしたときに参考にするかもしれません。

しかし、「何月何日の何時にカレーを食べた」という細かい会話まで、正確に覚えているとは限りません。

つまり、過去の会話を参考にできることと、過去の会話をすべて正確に再現できることは別なのです。

ChatGPTはどこまで覚えているの?

ChatGPTが覚えている情報は、利用状況や設定によって異なります。

仕事や趣味、好みなどの情報が参考にされることもあれば、以前話した細かい出来事が回答に反映されないこともあります。

以前の会話を全部覚えているわけではない

ChatGPTに長い話をしたからといって、その内容がすべて将来の会話で使われるわけではありません。

特に、細かい数字や発言の順番などは注意が必要です。

例えば、以前こんな話をしたとします。

「最初はAという方法を試したけれど、途中でBに変更しました。最終的にはCという方法にしました」

後日、ChatGPTにその出来事を説明してもらうと、途中のBという方法が抜け落ちてしまうかもしれません。

最終的にCになったことは覚えていても、そこに至る経緯までは正確に再現できない場合があります。

長い会話では話の順番を取り違えることもある

私もChatGPTと長い記事を作っているときに、似たような経験をしました。

実際に起きた出来事を話し、AIに文章を整理してもらう。

その文章を読んで、また別のことを思い出して追加する。

こうしたやり取りを繰り返しているうちに、ChatGPT自身が考えた表現を、私が最初から言っていた言葉のように扱うことがありました。

言葉そのものが間違っているわけではありません。

しかし、誰が言った言葉なのかが変わってしまうと、体験談としては困ります。

AIが覚えているように見える情報でも、元の会話と照らし合わせる必要があると感じました。

ChatGPTに覚えていることを確認する方法

ChatGPTが自分について何を覚えているのか気になったら、直接質問してみる方法があります。

例えば、次のように入力してみてください。

私について、今覚えていることを教えてください。

仕事や趣味、以前相談した内容など、ChatGPTが回答に利用できる情報を教えてくれる場合があります。

ただし、これは保存されている情報を一字一句表示する機能ではありません。

回答に抜けや間違いが含まれる可能性もあるため、参考情報として確認しましょう。

メモリの設定を確認する

ChatGPTのメモリに関する設定は、通常、次の場所から確認できます。

  1. ChatGPTの設定を開く
  2. 「パーソナライズ」を選ぶ
  3. メモリに関する設定を確認する

利用環境によって、表示される項目や使える機能が異なる場合があります。

記憶されている情報を確認したり、内容の変更を依頼したりできる場合もあります。

ChatGPTの記憶が間違っていたらどうする?

ChatGPTが以前の会話を間違って覚えていた場合は、訂正することができます。

例えば、以前は犬を飼っていたけれど、現在は飼っていないとします。

それなのにChatGPTが「飼っている犬についてですが」と話し始めたら、次のように伝えます。

以前は犬を飼っていましたが、今は飼っていません。今後はその前提で回答してください。

ただし、その場で訂正した内容が、必ずすべての将来の会話に反映されるとは限りません。

大切な情報については、必要に応じて確認しましょう。

覚えてほしくない情報がある場合

ChatGPTには、メモリを利用しない設定や、一時的なチャットを利用する方法もあります。

また、記憶されている情報について変更や削除を依頼することもできます。

ただし、チャットを削除しただけでは、その会話から別途記憶された情報がすべて消えるとは限りません。

完全に情報を削除したい場合は、メモリの設定だけでなく、元のチャットや関連する保存情報についても確認が必要です。

ChatGPTの記憶機能はブログ記事作成にも便利

私はChatGPTを使ってブログやnoteの記事を作っています。

その中で便利だと感じているのが、以前話した内容を参考にしながら、記事の続きを考えられることです。

例えば、数日前に話していた出来事について、後から新しいことを思い出す場合があります。

そんなとき、以前の話を踏まえて相談できると、最初からすべて説明する手間を減らせます。

AIに任せることと、自分で記録することを分ける

ただし、記事を書くときに重要な情報まで、すべてChatGPTの記憶に任せるのはおすすめしません。

特に、実際に起きた出来事や、誰が何を言ったのかといった情報は、自分でも記録しておく方が安心です。

私自身、AIと記事を作る中で、文章をきれいに整理することと、実際の出来事を正確に残すことは別だと感じるようになりました。

最初からきれいな文章にしてしまうと、途中で考えが変わったことや、失敗したことが消えてしまう場合もあります。

そこで、思いついたことや途中の考えを、すぐに完成した文章にせず、いったん残しておくことも大切にしています。

AIと長く付き合うことで見えてきたこと

私の場合、ChatGPTとの雑談から牧場のカレンダー制作についての記事が生まれました。

そこから制作中の出来事をまとめた有料note記事ができ、5,000円で購入してもらうこともできました。

さらに、その過程を振り返るうちに、AIの記憶や文章の編集、人間が持っている経験の価値について考えるようになりました。

最初からそんな記事を作ろうと思っていたわけではありません。

雑談をして、記事を作って、違和感を修正して、また新しいことを思いつく。

その繰り返しです。

このようなAIとの共同作業の記録や、5,000円の記事が売れた経緯については、無料noteで詳しく公開しています。

単純なChatGPTの使い方だけでなく、AIと一緒に何かを作ること自体に興味がある方は、ぜひ読んでみてください。

無料note|何も役に立たないAIに書かせた記事が5000円で売れた

ChatGPTの記憶機能を使うときの注意点

便利なメモリ機能ですが、使うときにはいくつか注意したいことがあります。

個人情報を何でも入力しない

ChatGPTが便利だからといって、他人の個人情報や、仕事上の機密情報を何でも入力してよいわけではありません。

公開してはいけない情報や、会社のルールで外部サービスへの入力が禁止されている情報には注意しましょう。

大切な数字や日付は自分でも保存する

金額、日付、契約内容など、間違えると困る情報は、元の資料を残しておきましょう。

ChatGPTが以前の話を覚えていても、細かい数字まで正確とは限りません。

記憶と事実確認は別に考える

ChatGPTが「以前あなたはこう言っていました」と回答しても、それだけで事実だと判断しないことが大切です。

特にブログ記事などで公開する場合は、元の記録を確認しましょう。

ChatGPTが事実と違う内容を生成してしまう現象については、別の記事でも紹介しています。

ChatGPTは嘘をつく?AIが勝手に話を作る原因と対策

まとめ|ChatGPTの記憶は便利。でも完璧な記録ではない

ChatGPTは過去の会話などを参考にして回答できます。

仕事や趣味、文章の好みなどを覚えてくれると、毎回同じ説明をする必要がなくなり、便利です。

しかし、すべての会話を正確に覚えているわけではありません。

特に、長い会話の細かい経緯や、誰が何を言ったのかといった情報は、間違える可能性があります。

そのため、AIの記憶を便利な補助機能として使いながら、大切な情報は自分でも残しておくことをおすすめします。

ChatGPTを使って文章を書いてみたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

ChatGPTに話しかけるだけでブログ記事を作る方法

そして、私が実際にChatGPTと記事を作りながら、AIの記憶や人間の経験について考えた記録は、無料noteで公開しています。

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