SUZURIにはTシャツやアクリルグッズだけでなく、文房具もかなり増えてきました。
その中でも今回調べるのは、
マルマン クロッキーブック 白クロッキー紙 (SQ)
です。
名前が長い。
でも「マルマンのクロッキーブックをオリジナルグッズにできる」と考えると、かなり面白い商品です。
今回はSUZURI APIを使って、
- どのくらいのユーザーが扱っているのか
- どのくらいの取扱数があるのか
- ショップの主役として扱われているのか
- それとも「ついでに置かれるサブキャラ」なのか
- どんな商品と一緒に扱われているのか
まで調べてみます。
この調査は2026年10月ごろからデータ収集を始め、今回は2026年10月24日22時54分時点までに取得できたデータをもとに集計しています。
なお、これはSUZURI公式統計ではありません。
SUZURI APIを利用して商品などから発見できたユーザーIDを収集し、その範囲で商品の取扱状況を集計したものです。
そのため「SUZURIユーザー全体の○%」ではなく、今回私が取得できたユーザーの中ではどうだったかとして見てください。
この商品はいつから販売されている?
SUZURI公式では、2025年12月3日付で「販売用アイテム44種を一挙追加しました!」というお知らせが公開されています。
このとき、自分用として取り扱われていた44アイテムが販売用にも追加され、SUZURIで販売できるアイテムは100種類以上になりました。
その中の「雑貨・文具」2種類として追加されたのが、
- マルマン クロッキーブック 白クロッキー紙 (SQ)
- マルマン 図案スケッチブック B6
でした。
つまり白クロッキー紙は、少なくとも2025年12月3日付の公式記事で販売用アイテムへの追加が確認できる商品です。
現在もSUZURI公式の商品一覧に掲載されているため、2026年10月現在も取り扱われています。
このアイテムを扱っている人はどのくらいいる?
今回の集計では、
- 取扱ユーザー数:205人
- 取扱割合:20.96%
- 総取扱数:835点
となりました。
取扱割合から逆算すると、今回の集計対象は約978ユーザーです。
そのうち205人が白クロッキー紙を扱っているので、今回取得できたユーザーでは約5人に1人という計算になります。
また、835点を205人で割ると、
1ユーザーあたり平均約4.1点
です。
もちろん835点という数字は「835冊売れた」という意味ではありません。
今回取得できたユーザーが、このアイテムで取り扱っている商品・デザインの総数です。
このアイテムだけを扱う「専門店」はいる?
ここが面白いところでした。
今回取得できた範囲では、
- 専門店数:0人
- 専門店率:0.00%
でした。
ここでいう専門店とは、今回取得できたアイテムの中で、このクロッキーブック1種類だけを扱っているユーザーです。
205人が扱っているのに、専門店はゼロ。
さらに「1アイテム」も確認してみます。
これは専門店よりさらに厳しく、
SUZURIで今回取得できた商品を全部合わせても1個しかなく、その唯一の商品が白クロッキー紙
というユーザーです。
こちらも、
- 1アイテム数:0人
- 1アイテム率:0.00%
でした。
つまり今回取得できた205人については、
「SUZURIに来て、このクロッキーブックだけ1個作って帰った人」は確認できませんでした。
この商品だけを複数展開する専門店型もいません。
どうやら白クロッキー紙は、単独で店を構えるタイプではなさそうです。
ショップの中で主役になっている?
さらに極端でした。
対象アイテムがショップの商品構成の、
- 90%以上:0人
- 80%台:0人
- 70%台:0人
- 60%台:0人
- 50%台:0人
でした。
つまり、
白クロッキー紙がショップの商品構成の半分以上を占めているユーザーは0人。
専門店どころか、「うちはクロッキーブック中心です」というショップも今回のデータでは確認できません。
むしろ全員「サブキャラ」でした
ではショップ内でどのくらいの割合を占めているのでしょうか。
結果はこちら。
- 10%以下:205人
- 10%超~20%以下:0人
- 20%超~30%以下:0人
- 30%超~40%以下:0人
- 40%超~50%未満:0人
205人中205人、10%以下。
サブキャラ率、
100%。
ここまで綺麗に揃うとは思いませんでした。
今回のデータだけを見ると、白クロッキー紙はかなり純度の高い「サブキャラ型商品」です。
ただし、
サブキャラ=不人気
ではありません。
そもそも、この商品を扱っているショップ自体がかなり多くの商品種類を展開しています。
そこも一緒に見てみましょう。
このアイテムを扱うショップは、何種類くらいの商品を扱っている?
白クロッキー紙を扱う205人が、全部で何種類のSUZURIアイテムを扱っているのか調べると、こうなりました。
| ショップの取扱種類数 | 人数 | 割合 |
|---|---|---|
| 1~10種類 | 0人 | 0.0% |
| 11~20種類 | 12人 | 約5.9% |
| 21~30種類 | 11人 | 約5.4% |
| 31~40種類 | 13人 | 約6.3% |
| 41~50種類 | 17人 | 約8.3% |
| 51~60種類 | 14人 | 約6.8% |
| 61~70種類 | 14人 | 約6.8% |
| 71~80種類 | 14人 | 約6.8% |
| 81~90種類 | 18人 | 約8.8% |
| 91~100種類 | 16人 | 約7.8% |
| 101種類以上 | 76人 | 約37.1% |
一番多いのは、
101種類以上の商品を扱っているショップ。
76人で、白クロッキー紙を扱うユーザー全体の約37%を占めています。
しかも1~10種類のショップはゼロです。
なるほど。
全員サブキャラになるわけです。
白クロッキー紙を扱っているショップそのものが、かなり幅広い商品を展開している傾向があります。
101種類の商品を扱っているショップなら、クロッキーブックが数点あっても構成比10%以下になるのは自然です。
したがって今回の「サブキャラ率100%」は、
白クロッキー紙が嫌われているというより、大型ショップの商品ラインナップの一員として置かれているケースが多い
と見るほうがデータには合っています。
一緒に扱われているアイテムは?
では、白クロッキー紙を扱う205人は、ほかに何を扱っているのでしょうか。
ここでは、同じユーザーが両方の商品を扱っている状態を「併売」として集計しています。
同じデザインを使っている、同時に登録した、という意味ではありません。
結果はこちら。
| 順位 | 一緒に扱われるアイテム | 両方を扱う人数 | 併売率 | 相手商品の全体取扱率 | リフト |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | マグカップ | 196人 | 95.61% | 69.53% | 1.38 |
| 2 | スタンダードTシャツ | 195人 | 95.12% | 86.91% | 1.09 |
| 3 | ステッカー | 193人 | 94.15% | 79.75% | 1.18 |
| 4 | アクリルキーホルダー | 191人 | 93.17% | 76.07% | 1.22 |
| 5 | トートバッグ | 186人 | 90.73% | 62.99% | 1.44 |
| 6 | ロングスリーブTシャツ | 177人 | 86.34% | 57.57% | 1.50 |
| 7 | アクリルお守り | 176人 | 85.85% | 76.69% | 1.12 |
| 8 | デイリーユースノート | 176人 | 85.85% | 31.80% | 2.70 |
| 9 | パーカー | 167人 | 81.46% | 55.93% | 1.46 |
| 10 | フラット缶ケース | 166人 | 80.98% | 39.88% | 2.03 |
最も一緒に扱われていたのはマグカップ。
205人中196人、95.61%がマグカップも扱っていました。
ただしマグカップ自体が、今回取得できたユーザー全体の69.53%に扱われている商品です。
そのため「クロッキーブックとマグカップには特別な関係がある」とまでは言えません。
スタンダードTシャツも同様で、併売率95.12%と非常に高いものの、そもそもの全体取扱率が86.91%あります。
むしろ気になるのはデイリーユースノート
個人的に面白いのはこちらです。
デイリーユースノート
- 併売人数:176人
- 併売率:85.85%
- 全体取扱率:31.80%
- リフト:2.70倍
リフトとは、
その商品を扱う人たちの間では、全体平均と比べて相手の商品もどのくらい一緒に登場しやすいか
を見る目安です。
白クロッキー紙を扱う人の85.85%がデイリーユースノートも扱っています。
一方、今回取得できたユーザー全体ではデイリーユースノートの取扱率は31.80%。
そのため、
85.85 ÷ 31.80 ≒ 2.70
となります。
つまり白クロッキー紙を扱うユーザーでは、全体平均と比べてデイリーユースノートが約2.7倍一緒に登場しやすい計算です。
これは併売人数TOP10の中ではかなり目立ちます。
同じ文具系商品ということもあり、複数の文具へ商品展開するユーザーが一定数いることも関係しているのでしょうか。
ただしAPIから分かるのは「同じユーザーが両方を扱っている」ということまで。
同じデザインを流用しているのか、文具シリーズとして意図的に展開しているのかまでは分かりません。
フラット缶ケースも2倍超え
もうひとつリフトが2倍を超えたのが、
フラット缶ケース
です。
- 併売人数:166人
- 併売率:80.98%
- 全体取扱率:39.88%
- リフト:2.03倍
白クロッキー紙を扱うユーザーでは、全体平均より約2倍一緒に登場しやすい計算になりました。
文具そのものではありませんが、雑貨を幅広く展開するショップの中に白クロッキー紙が組み込まれていることが数字にも出ているのかもしれません。
もうひとつのクロッキーブックを見ると、さらに面白い
SUZURIにはもうひとつ、
マルマン クロッキーブック クリームクロッキー紙 (SQ)
があります。
こちらについても別の記事でAPI調査しています。
白クロッキー紙と非常に近い商品なので、比較してみると面白い結果になりました。
クリームクロッキー紙は、
- 取扱ユーザー:187人
- 取扱割合:19.12%
- 総取扱数:658点
- 専門店率:0%
- サブキャラ率:100%
- 1アイテム率:0%
でした。
白クロッキー紙は、
- 取扱ユーザー:205人
- 取扱割合:20.96%
- 総取扱数:835点
- 専門店率:0%
- サブキャラ率:100%
- 1アイテム率:0%
です。
かなり似ています。
商品として近いだけでなく、SUZURI村での住み方までかなり似ています。
そしてクリームクロッキー紙を扱う187人のうち、160人が白クロッキー紙も扱っていました。
併売率は85.56%。
白クロッキー紙自体の全体取扱率は20.96%なので、
リフトは4.08倍。
全体では約21%の取扱率しかない白クロッキー紙が、クリームクロッキー紙を扱うユーザーに限ると約86%まで跳ね上がります。
これはかなり面白い数字です。
少なくとも今回取得できたデータでは、
「クロッキー紙を1種類だけ置く」というより、白とクリームの両方を扱うユーザーがかなり多い
ことが分かります。
白とクリーム。
SUZURI村ではだいぶセット感があります。
※これは同じデザインを両方へ登録していることを意味するものではありません。
白クロッキー紙は「大型ショップの文具サブキャラ」?
ここまでの数字をまとめると、かなりキャラクターが見えてきました。
白クロッキー紙は、
取扱率20.96%。
今回取得できたユーザーのおよそ5人に1人が扱っています。
一方で、
専門店0。
主役級0。
1アイテム0。
サブキャラ率100%。
単独でショップを引っ張る商品というより、たくさんの商品を扱うショップのラインナップへ追加されているケースが多いようです。
実際、取扱ユーザーの約37%が101種類以上の商品を扱っています。
そして併売を見ると、デイリーユースノートはリフト2.70倍。
さらに近縁商品のクリームクロッキー紙側から見ると、白クロッキー紙とのリフトは4.08倍。
単なる「何となく
