AI画像を使えば、オリジナルグッズを大量に作れるのでしょうか?
画像生成AIを使えば、短時間で複数の画像を作れる場合があります。
しかし、画像を生成することと、商品として販売できる状態にすることは別です。
私は実際に、AIを使って架空のB級映画を100件以上制作し、そのビジュアルをSUZURIでTシャツなどのグッズにする実験を行いました。
その経験から感じたのは、AIで画像を作る作業を効率化できても、商品登録や管理などの作業は残るということです。
この記事では、AI画像を使って大量にグッズを制作する場合の作業内容や、注意したいポイントを紹介します。
なお、私が100件以上の架空映画を制作した実験については、無料noteで詳しく公開しています。
AI画像を使えばグッズを大量制作できる?
画像生成AIを使えば、さまざまなデザインを作ることができます。
例えば、次のようなものです。
- オリジナルキャラクター
- 架空の映画ポスター
- 動物のイラスト
- 食べ物を題材にしたデザイン
- 文字を使ったグラフィック
画像生成AIは、複数のデザイン案を考えるときに便利です。
ただし、大量に画像を作れたとしても、それらをすべて商品として販売できるとは限りません。
画像の品質や利用条件を確認し、商品ごとの設定を行う必要があります。
AI画像をグッズ化するまでに必要な作業
AI画像を使ったグッズ制作には、次のような工程があります。
- 商品のテーマを決める
- AIで画像を生成する
- 画像の品質を確認する
- 必要に応じて画像を修正する
- グッズ販売サービスに画像を登録する
- 商品の種類やカラーを設定する
- 商品名や説明文を作成する
- 商品プレビューを確認する
- 商品を公開する
- 公開後の商品を管理する
このように、画像生成以外にもさまざまな作業があります。
画像を100枚作っても商品登録は終わらない
例えば、100枚の画像を作ったとしても、それぞれの商品登録や確認が必要になります。
さらに、一つの画像から複数の種類のグッズを作る場合は、確認する商品も増えます。
そのため、画像生成にかかる時間だけで作業量を見積もらないことが大切です。
注意点1|AI画像は一度で完成するとは限らない
画像生成AIを使えば、指示を入力するだけで画像を作れます。
しかし、思いどおりの画像が一度で完成するとは限りません。
例えば、次のような問題が起こることがあります。
- 指示した構図にならない
- 人物や物の形が不自然になる
- 文字が正しく表示されない
- イメージと違う画像になる
- 既存作品に似た表現が含まれる
こうした場合は、画像を再生成したり、編集したりする必要があります。
大量制作では、こうした修正作業も積み重なります。
注意点2|画像の確認を省略しない
大量に画像を作る場合でも、完成した画像の確認は重要です。
特に、Tシャツなどのグッズにする場合は、印刷したときの見え方を考える必要があります。
画像の解像度を確認する
画像が小さすぎると、印刷したときに粗く見える可能性があります。
利用するグッズ販売サービスの推奨サイズを確認しましょう。
背景の有無を確認する
背景を残したいデザインなのか、透明にしたいデザインなのかによって、画像の準備方法が変わります。
文字の読みやすさを確認する
AI画像に文字を含める場合は、文字が正しく表示されているか確認しましょう。
商品サイズによっては、文字が小さくなって読みにくくなることもあります。
注意点3|商品ごとの設定に時間がかかる
画像をグッズ販売サービスに登録したあとも、商品設定が必要です。
例えば、次のような項目です。
- 商品の種類
- 商品カラー
- デザインの配置
- 商品名
- 商品説明文
- 販売価格
商品数が増えるほど、設定や確認にかかる時間も増える可能性があります。
一つの画像でも商品によって見え方が変わる
同じ画像でも、Tシャツとマグカップでは印刷範囲や形状が異なります。
そのため、一つの画像を複数の商品に使う場合は、それぞれのプレビューを確認しましょう。
AI画像をSUZURIでTシャツにする手順については、こちらの記事で紹介しています。
AI画像をTシャツにする方法|SUZURIで作る手順と注意点
注意点4|商品数が増えると整理が大変になる
大量にグッズを作る場合は、商品をどのように管理するかも考える必要があります。
例えば、次のような問題が起こることがあります。
- どの商品を登録したかわからなくなる
- 同じ商品を重複して登録する
- 商品の分類が統一されない
- 登録漏れが発生する
- 商品を探すのに時間がかかる
私が100件以上の架空映画を制作した際にも、作品をジャンル別に整理する必要がありました。
SUZURIならオモイデ機能を使って整理できる
SUZURIには、アイテムをまとめる「オモイデ」という機能があります。
例えば、ホラー映画、SF映画、怪獣映画など、ジャンルごとに作品をまとめる方法があります。
オモイデ機能を使った整理方法については、こちらの記事で紹介しています。
SUZURIの商品が増えすぎたら?オモイデ機能で整理する方法
注意点5|手作業の限界を考える
商品数が少ないうちは、手作業でも管理できるかもしれません。
しかし、数十件、数百件と増えてくると、登録や分類の作業が負担になることがあります。
そのため、大量の商品を扱う場合は、管理方法を工夫することも大切です。
スプレッドシートで商品を管理する
例えば、次のような項目をスプレッドシートに記録する方法があります。
| 項目 | 記録する内容 |
|---|---|
| 商品名 | 登録した商品の名前 |
| 商品URL | SUZURIの商品ページ |
| ジャンル | ホラー・SF・怪獣など |
| オモイデ | 登録先の分類 |
| 登録状況 | 登録済み・未登録など |
商品一覧を整理しておくことで、登録漏れや重複を確認しやすくなります。
SUZURIのオモイデ追加を効率化する方法
SUZURIの商品数が増えてきた場合は、GoogleスプレッドシートとGoogle Apps Script(GAS)を使って、オモイデへの追加作業を効率化する方法もあります。
私は実際に、SUZURIの公式APIを利用して、スプレッドシートからオモイデへの追加を行うツールを作成しました。
このツールの使い方とコードは、別の無料noteで公開しています。
SUZURIのオモイデ追加をスプレッドシートで効率化する方法|無料ツールとコードはこちら
注意点6|大量に作っても売れるとは限らない
AIで大量に画像を作れるようになったとしても、それだけで商品が売れるわけではありません。
商品を販売するためには、購入者に見つけてもらうことも必要です。
例えば、SNSで商品を紹介したり、ショップのテーマをわかりやすくしたりする方法があります。
ただし、宣伝を行えば必ず売れるというものではありません。
大量制作を始める前に、商品をどのように知ってもらうかも考えておきましょう。
私が100件以上の架空映画を制作してSUZURIで販売した実験については、無料noteで詳しく紹介しています。
AIで100個作れば稼げる?架空のB級映画を100件以上作ってSUZURIで売った結果
AI画像を大量制作する前に決めておきたいこと
大量制作を始める前に、次のような項目を整理しておくと便利です。
何件作るのか
最初から100件以上を目指すのではなく、まずは10件など、少ない数で試してみる方法があります。
どんなジャンルにするのか
テーマを決めておくと、商品を分類しやすくなります。
商品をどう管理するのか
商品名やURL、ジャンルなどを記録しておくと、あとから整理しやすくなります。
どのように販売するのか
商品を公開するだけでなく、購入者に知ってもらう方法も考えておきましょう。
AI画像を大量制作するときのチェックリスト
- 制作するテーマを決めた
- 目標とする制作件数を決めた
- 画像生成AIの商用利用条件を確認した
- 画像の品質を確認する方法を決めた
- 商品登録の手順を確認した
- 商品名や説明文のルールを決めた
- 商品を分類する方法を決めた
- 登録状況を管理する方法を考えた
- 制作にかかる時間を見積もった
- 商品を知ってもらう方法を考えた
まとめ|AI画像の大量制作は商品管理まで考えよう
AIを使えば、複数の画像を効率よく作成できる場合があります。
しかし、商品として販売するためには、画像の確認や修正、商品登録、分類などの作業が必要です。
私も実際に、AIで架空のB級映画を100件以上制作し、SUZURIでグッズ化する実験を行いました。
その経験から、画像生成だけでなく、商品登録後の管理方法まで考えることが重要だと感じています。
大量の商品を扱う場合は、最初から管理ルールを決めておくと、あとから整理しやすくなるでしょう。
実際に100件以上の架空映画を制作した経緯や、SUZURIでのグッズ化については、無料noteで詳しく公開しています。
AIで100個作れば稼げる?架空のB級映画を100件以上作ってSUZURIで売った結果
また、SUZURIのオモイデ追加作業を効率化したい方は、こちらの無料ツールも参考にしてください。

