SUZURIで「ソックス」を販売している人たちは、どのくらいのトリブンを設定しているのか。
気になったので、SUZURI APIを使ってユーザーデータを少しずつ集め、勝手に調査してみました。
この調査は2026年10月ごろから始め、2026年11月7日21時2分時点までに私が取得できたデータを集計したものです。
商品を起点とした探索やユーザーIDを使った探索などで見つけたユーザー群をもとにしています。
そのため、SUZURI全ユーザーを対象にした全数調査ではありません。
「今取得できている人たちだけを見ると、どんな傾向なのか」
を見るための記事です。
正確なSUZURI全体の統計ではないことをご了承ください。
ソックスを取り扱う510人を調査
今回、ソックスを取り扱っているユーザーを510人まで取得できました。
同じユーザーがソックスを複数販売している場合は、まずそのユーザー内でトリブンを平均化しています。
その後、1ユーザー=1ケースとして全体平均を算出しています。
商品を大量に登録しているユーザーだけが、全体平均へ強く影響しないようにするためです。
その結果、510人の平均トリブンは、
455.1円
となりました。
トリブン価格帯では300円台が最多
510人を価格帯別に分けると、次のようになりました。
| トリブン価格帯 | 人数 | 割合 |
|---|---|---|
| 0円 | 14人 | 2.7% |
| 1~99円 | 0人 | 0.0% |
| 100円台 | 53人 | 10.4% |
| 200円台 | 39人 | 7.6% |
| 300円台 | 185人 | 36.3% |
| 400円台 | 39人 | 7.6% |
| 500円台 | 86人 | 16.9% |
| 600円台 | 22人 | 4.3% |
| 700円台 | 13人 | 2.5% |
| 800円台 | 15人 | 2.9% |
| 900円台 | 4人 | 0.8% |
| 1000円以上 | 40人 | 7.8% |
一番多かったのは、**300円台の185人(36.3%)**でした。
次に多かったのが500円台の86人(16.9%)。
100円台も53人(10.4%)と、それなりに大きなグループになっています。
1000円以上に設定しているユーザーは**40人(7.8%)**でした。
そしてトリブン0円のユーザーも14人。
トリブン0円に設定しているユーザーもいました。意外といますね。
なぜ0円なのかは今回取得しているデータからは分からないため、理由については深読みしません。
300円台が大きな山になっている
2026年10月初旬に私がSUZURI上で確認した時点では、トリブンのデフォルト設定は300円でした。
特に金額を決めず、そのままデフォルト設定を利用した場合に300円になるケースもあるでしょう。
また、最初から300円と表示されていれば、
「このくらいが標準的な設定なのかな」
と受け取る人がいる可能性もあります。
今回のソックスでは300円台が185人。
全体の36.3%なので、かなり大きな山になっています。
ただし、このデータだけから、
「300円台が多いのはデフォルト設定が原因」
と断定することはできません。
300円台へ人数が集まりやすくなる理由の一つとして考えられる、という程度にしておきます。
デザインごとにトリブンを変えている可能性を見る
今回のデータでは、**20.4%**のユーザーで平均トリブンに100円未満の端数が出ていました。
これは「デザインごとにトリブンを変えている可能性」をざっくり見るための簡易指標です。
SUZURIのトリブンは100円刻みで設定できます。
例えば、そのユーザーが取得できたソックスをすべて300円に設定していれば、平均も300円です。
一方で、
- 300円の商品
- 400円の商品
などが混ざっていれば、商品数によって平均350円などの端数が出る場合があります。
つまり、
平均トリブンに100円未満の端数が出ている場合、同じソックスでもデザインによって異なるトリブンを設定している可能性があります。
ただし、これは正確な判定ではありません。
例えば100円の商品と300円の商品が1つずつなら、異なるトリブンを設定していても平均は200円です。
この方法では拾えません。
そのため「20.4%のユーザーがデザインごとにトリブンを変更している」という意味ではありません。
あくまで、平均値に100円未満の端数が出たユーザーの割合から、デザインごとにトリブンを変えている可能性をざっくり見る簡易指標です。
一人ひとりの商品をすべて細かく比較するとAPI取得・集計にかなり時間がかかるため、今回は調査できる人数を増やすことを優先しています。
300円ぴったりのユーザーを除外してみる
もう一つ、ユーザー平均が300円ちょうどになったケースを除外した集計も行っています。
こちらは通常集計とは取得タイミングが少し異なり、509人を取得した時点のデータです。
通常集計は510人なので、1人分の差があります。
そのため、ここからは通常集計510人と完全に同一母数の比較ではなく、少し取得タイミングの異なる別スナップショットとして見てください。
509人のうち、ユーザー単位の平均トリブンが300円ちょうどだったのは、
162人(31.8%)
でした。
この162人を除外すると、残ったユーザーは347人。
509人時点の通常平均トリブンは454.9円。
300円ちょうどのユーザーを除外すると、
527.2円
となりました。
差は、
+72.3円
です。
ここで除外しているのは「300円の商品」そのものではありません。
まずユーザーごとにトリブンを平均し、そのユーザー平均が300円ちょうどになったケースだけを除外しています。
例えば300円・300円・400円の商品を取得できたユーザーなら、平均は約333.3円になるため残ります。
逆に100円・300円・500円のように複数のトリブンを設定していても、平均が偶然300円になれば除外されます。
したがって、
「除外された162人全員がデフォルト設定を一切変更していない」
という意味ではありません。
取得できたデータ上で、ユーザー平均300円ちょうどのケースを保守的に外してみたらどうなるか、という実験です。
300円ちょうどを除外すると500円台が最多に
300円ちょうどを除外した347人の価格帯は、次のようになりました。
| トリブン価格帯 | 人数 | 割合 |
|---|---|---|
| 0円 | 14人 | 4.0% |
| 1~99円 | 0人 | 0.0% |
| 100円台 | 53人 | 15.3% |
| 200円台 | 39人 | 11.2% |
| 300円台(300円ちょうど除外) | 23人 | 6.6% |
| 400円台 | 39人 | 11.2% |
| 500円台 | 85人 | 24.5% |
| 600円台 | 22人 | 6.3% |
| 700円台 | 13人 | 3.7% |
| 800円台 | 15人 | 4.3% |
| 900円台 | 4人 | 1.2% |
| 1000円以上 | 40人 | 11.5% |
300円ちょうどを除外すると、最も多かったのは**500円台の85人(24.5%)**でした。
次いで100円台の53人(15.3%)。
1000円以上も40人で、残った347人の11.5%を占めています。
通常集計では300円台が36.3%と大きな山になっていましたが、300円ちょうどを外すと、500円台が一番大きな価格帯になります。
500人を超えたところでいったん記録
今回取得できた510人を見ると、ソックスの平均トリブンは455.1円でした。
価格帯では300円台が185人(36.3%)と最も多く、次いで500円台が86人(16.9%)。
また、少し取得タイミングの異なる509人のデータからユーザー平均300円ちょうどのケースを除外すると、平均トリブンは527.2円となりました。
通常集計だけを見る場合と、300円ちょうどの大きな山を外して見る場合とで、分布の見え方もかなり変わります。
500人を超えたので、ひとまずこのタイミングで記事として残しておきます。
APIによるデータ取得は今後も続けています。
800人、1000人、2000人とデータが増えたとき、この傾向がそのまま続くのか、それとも平均や分布が動いていくのか。
またデータが増えてきたら、この記事を更新する可能性があります。

