オリジナルカレンダーを作りたいけれど、いつから準備すればいいのかわからない。
そんな悩みはありませんか?
カレンダー制作では、写真を集めたり、文章を考えたり、デザインを作ったり、印刷会社に発注したりと、さまざまな作業が必要です。
特に、年末に配布するカレンダーの場合、完成が遅れると配布するタイミングを逃してしまう可能性があります。
私は毎年、小さな牧場のオリジナル卓上カレンダーを制作しています。
制作部数は200〜300部ほど。
写真や文章を集め、デザイナーさんとやり取りしながら、毎年制作を進めています。
この記事では、実際の制作経験をもとに、オリジナルカレンダーを作るときのスケジュール例や、毎年無理なく続けるための工夫を紹介します。
なお、実際の牧場カレンダー制作については、無料noteで詳しく公開しています。
写真の集め方、制作費、デザイナーさんとのやり取り、毎年続けるために見送ったことなど、実際の制作過程をまとめた体験談です。
オリジナルカレンダーはいつから準備する?
年末に配布するオリジナルカレンダーなら、数か月前から制作を始めると余裕を持ちやすくなります。
ただし、必要な制作期間は、部数や仕様、デザインの複雑さ、印刷会社の納期などによって変わります。
例えば、写真をアップロードするだけで作れるサービスなら、比較的短期間で完成する場合があります。
一方で、オリジナルデザインを作り、文章を掲載し、印刷会社に発注する場合は、さらに準備が必要です。
写真集めは一年間かけて行う
私が制作している牧場カレンダーでは、12か月分の写真が必要です。
そのため、制作を始める時期だけでなく、普段から写真を撮りためておくことが重要です。
特に、桜や紅葉、雪などの季節限定の写真は、撮影できる時期が限られています。
写真の集め方については、こちらの記事でも紹介しています。
オリジナルカレンダーに使う写真の選び方|12か月分を集めるコツ
オリジナルカレンダーの制作スケジュール例
ここでは、12月に配布することを想定したスケジュール例を紹介します。
あくまで一例なので、実際には印刷会社やデザイナーさんの納期に合わせて調整してください。
| 時期 | 主な作業 |
|---|---|
| 1月〜8月 | 写真の撮影・収集 |
| 8月 | 仕様・予算・制作部数の確認 |
| 9月 | 写真選び・文章作成 |
| 10月 | デザイン制作・修正 |
| 11月前半 | 日付・祝日・文章の校正 |
| 11月後半 | 印刷・納品 |
| 12月 | 配布 |
このスケジュールは、私が毎年必ずこの日程で進めているという意味ではありません。
初めてカレンダーを作る方が、制作全体の流れを考えるためのモデルです。
1. 写真を集める
カレンダー制作で最初に必要になるのが写真です。
12か月分の写真を一度に用意するのは大変なので、普段から撮影しておくと便利です。
私の場合、特に冬の写真が不足しやすく、毎年の課題になっています。
2. 仕様と予算を決める
カレンダーのサイズ、ページ数、制作部数などを決めます。
私が制作している牧場カレンダーは、200〜300部ほどです。
全体の予算は約20万円。
ただし、これは印刷費だけではなく、デザインや制作に関わる作業を含めた予算です。
3. 写真と文章をそろえる
各月に掲載する写真を選び、必要な文章を用意します。
写真が不足している場合は、この段階で追加の写真を探すことになります。
また、文章を掲載する場合は、文字数や内容を考える必要があります。
4. デザインを作る
写真と文章がそろったら、デザイン制作に進みます。
私の場合は、専門のデザイナーさんに依頼しています。
カレンダーとして使いやすいレイアウトを考えながら、写真や文章を配置してもらいます。
5. 校正する
デザインが完成したら、日付や曜日、祝日などを確認します。
カレンダーは一年間使うものなので、日付の間違いには特に注意が必要です。
確認方法については、こちらの記事で紹介しています。
カレンダーの日付・曜日・祝日の校正方法|印刷前のチェックリスト
6. 印刷・納品・配布する
校正が終わったら、印刷会社に入稿します。
印刷にかかる日数は、印刷会社や仕様、注文時期によって変わります。
特に年末は注文が集中する可能性があるため、納期を事前に確認しておきましょう。
カレンダー制作が遅れる原因
カレンダー制作では、予定どおりに進まないこともあります。
私自身、毎年制作を進める中で、さまざまな調整が必要になることがあります。
写真がそろわない
12か月分の写真がそろわないと、デザインを進めにくくなる場合があります。
特に、季節感を大切にするカレンダーでは、写真選びに時間がかかることがあります。
文章が決まらない
写真に説明文を付ける場合は、文章作成も必要です。
写真が決まらないと、文章も決めにくくなることがあります。
修正が何度も発生する
デザインが完成した後に写真を差し替えたり、文章を変更したりすると、追加の修正作業が発生します。
そのため、できるだけ写真や文章をそろえてからデザインに進むことが大切です。
ただし、制作途中で変更が必要になることもあるため、ある程度の余裕は持っておきましょう。
毎年カレンダーを作り続けるための5つの工夫
1. 毎年同じ仕様を基本にする
毎年カレンダーのサイズやページ構成を大きく変更すると、その分だけ新しい作業が発生します。
私の場合は、無理なく続けられることを重視しています。
前年の仕様を基本にして、必要な部分だけ変更する方法もおすすめです。
2. 写真を普段から撮りためておく
カレンダー制作が始まってから写真を集めるのではなく、一年間かけて撮影しておくと便利です。
特に、季節限定の写真は早めに確保しておきましょう。
3. 毎年使える素材を残しておく
一度作ったイラストや装飾などは、翌年も使える場合があります。
毎年すべてを新しく作る必要はありません。
ただし、素材やデザインの再利用については、制作者との取り決めを確認しておきましょう。
4. 追加する機能を増やしすぎない
カレンダーには、さまざまな情報を掲載できます。
例えば、六曜や吉日などです。
しかし、情報を増やすほど、デザインや校正の作業も増える場合があります。
私が制作しているカレンダーでも、追加したい要素はありましたが、作業負担を考えて見送ったものがあります。
できることをすべて盛り込むのではなく、毎年続けられる範囲にすることも大切です。
5. 制作に関わる人の負担を考える
小さな団体やお店でカレンダーを作る場合、制作担当者がほかの仕事を兼任していることもあります。
私が関わっている牧場カレンダーでも、制作に必要な作業を無理なく進められるように考えています。
例えば、写真の収集や文章作成、デザインの確認など、誰がどの作業を担当するのか整理しておくと便利です。
カレンダー制作では「やらないこと」を決めるのも大切
私がカレンダー制作を通して感じているのは、毎年新しい機能を追加することだけが改善ではないということです。
例えば、吉日などの情報を掲載すれば、便利だと感じる人もいるかもしれません。
しかし、その情報を確認する作業や、デザインに組み込む作業も必要になります。
制作に関わる人の負担が増えすぎるなら、見送ることも一つの判断です。
使いやすさを優先する
私が制作している卓上カレンダーでは、予定を書き込めるメモ欄を残しています。
写真を大きくしたり、情報を増やしたりするより、日常的に使いやすいことを優先しています。
完璧を目指しすぎない
毎年カレンダーを作っていると、改善したい部分が出てきます。
しかし、すべてを一度に改善しようとすると、制作の負担が大きくなる場合があります。
今年はここまで、来年はここを改善する。
そのように、少しずつ調整していく方法もあると思います。
こうした制作中の判断や、実際にどのような体制でカレンダーを作っているのかについては、無料noteで詳しく紹介しています。
カレンダー制作を始める前に確認したいチェックリスト
制作を始める前に、次の項目を確認しておくと便利です。
- カレンダーを配布する時期は決まっている
- 制作部数は決まっている
- 予算の上限は決まっている
- カレンダーのサイズや仕様は決まっている
- 写真を集める担当者は決まっている
- 文章を作成する担当者は決まっている
- デザインを作る方法は決まっている
- 印刷会社の納期を確認している
- 日付や祝日を確認する担当者は決まっている
- 修正に使える時間を確保している
最初にすべてを完璧に決める必要はありませんが、必要な作業を把握しておくだけでも、制作を進めやすくなります。
まとめ|オリジナルカレンダーは余裕を持って準備しよう
オリジナルカレンダーを作るには、写真の収集、文章作成、デザイン、校正、印刷など、さまざまな作業があります。
年末に配布する場合は、数か月前から準備を進めると余裕を持ちやすくなります。
ただし、実際の制作期間は、部数や仕様、依頼先によって異なります。
また、毎年カレンダーを作る場合は、制作スケジュールだけでなく、無理なく続けられる仕組みを考えることも大切です。
オリジナルカレンダーの制作方法については、こちらの記事でも紹介しています。
オリジナル卓上カレンダーの作り方|200〜300部の制作実例
制作費について知りたい方はこちらも参考にしてください。
そして、私が実際に小さな牧場のカレンダーを毎年制作している経験や、制作中の判断、費用の考え方については、無料noteで詳しく公開しています。

