オリジナルカレンダーを作りたいけれど、自分で作るか、プロに依頼するか迷っていませんか?
最近は、写真をアップロードするだけでカレンダーを作れるサービスもあります。一方で、デザイナーに依頼すれば、写真や文章の配置まで相談しながら制作できます。
ただし、どちらにもメリットとデメリットがあります。
私は毎年、小さな牧場のオリジナル卓上カレンダーを200〜300部ほど制作しています。
写真や文章を自分たちで用意し、雑誌制作の経験があるプロのデザイナーさんに印刷用PDFを作ってもらう方法を採用しています。
この記事では、オリジナルカレンダーを自作する場合と外注する場合について、費用・手間・仕上がり・制作部数の違いを比較します。
実際の牧場カレンダー制作については、無料noteでも詳しく紹介しています。
限られた予算と人手の中で、毎年無理なく制作を続けるための工夫をまとめています。
オリジナルカレンダーは自作と外注どっちがおすすめ?
結論からいうと、少部数で手軽に作りたいなら自作、独自のレイアウトやまとまった部数を重視するなら外注を検討するのがおすすめです。
ただし、外注にもさまざまな方法があります。
印刷会社のテンプレートを使って自分でデザインする方法もあれば、デザイナーにデザインだけ依頼し、印刷は別の会社に発注する方法もあります。
まずは、それぞれの違いを確認しましょう。
| 比較項目 | 自作 | デザイン外注 |
|---|---|---|
| デザイン費 | 基本的に自分の作業時間 | 依頼費用が発生 |
| 印刷費 | 印刷方法・部数による | 印刷方法・部数による |
| 制作の手間 | 自分で作業する部分が多い | デザイン作業を任せられる |
| レイアウトの自由度 | 使用するツールによる | 依頼内容による |
| 修正 | 自分で対応できる | 依頼先との調整が必要 |
| 印刷データの準備 | 自分で確認する | 依頼範囲に含められる場合がある |
| 向いている用途 | 個人用・少部数など | オリジナル性を重視する制作など |
オリジナルカレンダーを自作するメリット
デザイン費を抑えやすい
自作の場合、デザイナーへの依頼費用はかかりません。
ただし、デザインソフトの利用料や印刷費、自分の作業時間は考慮する必要があります。
自分の好きなタイミングで修正できる
写真を差し替えたり、文章を変更したりする作業を自分で進められます。
デザイナーとのやり取りが不要な点はメリットです。
1部から作れるサービスもある
個人用やプレゼント用であれば、1部から注文できるカレンダー作成サービスも選択肢になります。
少部数制作については、こちらの記事で紹介しています。
オリジナルカレンダーは1部から作れる?少部数制作の方法と注意点
オリジナルカレンダーを自作するデメリット
デザイン作業に時間がかかる
写真の配置や日付の作成、文章の調整などを自分で行う必要があります。
特に12か月分のカレンダーを作る場合は、ページ数が多くなります。
印刷用データの知識が必要になる場合がある
印刷会社にデータを入稿する場合は、サイズや塗り足しなどの条件を確認する必要があります。
印刷用PDFについては、こちらの記事で紹介しています。
日付の間違いに注意が必要
自作の場合でも、日付や曜日、祝日の確認は欠かせません。
特に、前年のデザインを流用するときは注意が必要です。
オリジナルカレンダーを外注するメリット
デザイン作業を任せられる
デザイナーに依頼すれば、写真や文章を使ったレイアウト制作を任せられます。
ただし、写真の選定や文章作成まで対応してもらえるかは、依頼先によって異なります。
印刷用PDFの作成を依頼できる
印刷会社の入稿仕様に合わせたPDFの作成を依頼できる場合があります。
私が制作している牧場カレンダーでも、プロのデザイナーさんに印刷用PDFを作成してもらっています。
独自のレイアウトを相談できる
写真を大きく掲載したい、メモ欄を残したいなど、希望に合わせてデザインを相談できます。
卓上カレンダーのレイアウトについては、こちらの記事でも紹介しています。
オリジナルカレンダーを外注するデメリット
デザイン費がかかる
外注する場合は、デザイン作業に対する費用が発生します。
印刷代とは別に見積もりが必要になる場合もあります。
修正のたびにやり取りが必要
写真や文章を変更する場合、デザイナーに修正を依頼する必要があります。
修正回数や内容によっては、追加費用が発生する場合があります。
素材の準備は必要
デザインを外注しても、写真や文章を自分たちで用意するケースがあります。
そのため、外注すればすべての作業がなくなるわけではありません。
デザイン外注の詳しい注意点については、こちらの記事で紹介しています。
自作と外注では費用がどのくらい違う?
カレンダー制作費は、サイズ・ページ数・部数・印刷方法・デザインの依頼範囲などによって変わります。
そのため、自作と外注の費用差を一律に示すことはできません。
例えば、自作でも少部数の注文単価が高くなる場合があります。
一方、外注ではデザイン費が必要ですが、まとまった部数を印刷する場合は、印刷方法によって1部あたりの費用が変わることがあります。
牧場カレンダーの制作実例
私が関わっている牧場カレンダーでは、毎年200〜300部ほど制作しています。
全体の予算は約20万円です。
これは印刷代だけではなく、デザインや校正など、制作全体に関わる費用を含めた予算です。
そのため、「200部の印刷代が20万円」という意味ではありません。
制作費の考え方については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
200〜300部のカレンダーなら自作と外注どっち?
200〜300部のカレンダーを制作する場合は、デザインだけでなく、印刷や校正の作業も考える必要があります。
例えば、次のような条件であれば、デザイン外注を検討する価値があります。
- 毎年カレンダーを制作する
- 写真や文章を掲載したい
- 独自のレイアウトにしたい
- 印刷用PDFを自分で作るのが難しい
- 制作に使える時間が限られている
ただし、テンプレートで十分な場合や、デザイン作業に慣れている場合は、自作でも対応できる可能性があります。
大切なのは、費用だけでなく、作業時間や仕上がりも含めて判断することです。
毎年制作するなら「続けやすさ」も比較する
オリジナルカレンダーを毎年制作する場合は、単年度の費用だけでなく、翌年以降の負担も考えることが重要です。
例えば、前年のレイアウトを活用できれば、毎年ゼロからデザインを考える必要がなくなる可能性があります。
一方で、写真集めや日付の校正など、毎年必要になる作業もあります。
私が制作している牧場カレンダーでも、冬の写真不足や日付の校正は課題です。
そのため、できることをすべて盛り込むのではなく、無理なく続けられる方法を考えています。
こうした制作中の判断や、実際の役割分担については、無料noteで詳しく紹介しています。
自作と外注で迷ったときのチェックリスト
次の項目を確認すると、自分に合った方法を選びやすくなります。
- 制作する部数が決まっている
- デザインに使える時間がある
- デザインソフトを使える
- 印刷用データを自分で準備できる
- 写真や文章を自分で用意できる
- 独自のレイアウトが必要
- 制作費の上限が決まっている
- 納期が決まっている
- 翌年以降も制作する予定がある
まとめ|自作と外注は費用だけでなく手間も比較しよう
オリジナルカレンダーは、自作でも外注でも制作できます。
少部数で手軽に作りたい場合は、テンプレートを使った自作が選択肢になります。
一方、独自のレイアウトや印刷用データの作成を重視する場合は、デザイナーへの外注も検討できます。
どちらがよいかは、制作部数、予算、作業時間、求める仕上がりによって異なります。
私が関わっている牧場カレンダーでは、写真や文章を自分たちで用意し、デザインと印刷用PDFの作成をプロに依頼する方法を採用しています。
オリジナルカレンダーの制作全体の流れについては、こちらの記事でも紹介しています。
オリジナル卓上カレンダーの作り方|200〜300部の制作実例
そして、実際に小さな牧場のカレンダーを毎年制作している経験や、制作費、写真集め、デザイナーさんとの役割分担などについては、無料noteで詳しく公開しています。

