オリジナルカレンダーを作るとき、写真やデザインと同じくらい重要なのが、日付の確認です。
カレンダーは一年間使うものです。
もし日付や曜日が間違っていたら、予定を間違えてしまう原因にもなります。
特にオリジナルカレンダーを印刷会社に発注する場合、印刷が終わってから間違いに気づいても、簡単には修正できません。
私は毎年、小さな牧場のオリジナル卓上カレンダーを制作しています。
制作部数は200〜300部ほど。
毎年、印刷前に日付や曜日を一日ずつ確認する作業を行っています。
この記事では、実際のカレンダー制作経験をもとに、日付・曜日・祝日の確認方法や、印刷前にチェックしたいポイントを紹介します。
ちなみに、私が制作している牧場カレンダーについては、無料noteでも詳しく紹介しています。
日付の確認だけでなく、写真の集め方やデザイン、制作費、毎年無理なく作り続けるための工夫までまとめた体験談です。
これからオリジナルカレンダーを作る方は、ぜひこちらも参考にしてください。
カレンダーの校正とは?
校正とは、印刷する前に、文字や数字などに間違いがないか確認する作業です。
一般的な文章なら、誤字脱字や表記の統一などを確認します。
カレンダーの場合は、それに加えて日付や曜日の確認が必要です。
カレンダーは一日ずつ確認する必要がある
カレンダーには、1月1日から12月31日までの日付が並んでいます。
通常の年は365日、うるう年は366日です。
そのため、カレンダーの校正では、日付が正しく並んでいるかを確認する必要があります。
例えば、次のような間違いが考えられます。
- 日付が一日抜けている
- 同じ日付が二回表示されている
- 曜日がずれている
- 月末の日数が間違っている
- 祝日の表示が間違っている
こうした間違いを防ぐために、印刷前の確認が重要になります。
カレンダーの日付を確認する方法
私がカレンダーを確認するときは、日付を一日ずつチェックしています。
大変な作業ですが、完成したカレンダーを安心して使ってもらうために必要だと考えています。
1. 正しいカレンダーを用意する
まず、確認する年の正しいカレンダーを用意します。
日付や曜日の確認には、信頼できるカレンダー情報を使いましょう。
祝日については、内閣府が公表している情報を確認できます。
2. 月ごとの日数を確認する
最初に、各月の日数が正しいか確認します。
| 月 | 日数 |
|---|---|
| 1月 | 31日 |
| 2月 | 28日(うるう年は29日) |
| 3月 | 31日 |
| 4月 | 30日 |
| 5月 | 31日 |
| 6月 | 30日 |
| 7月 | 31日 |
| 8月 | 31日 |
| 9月 | 30日 |
| 10月 | 31日 |
| 11月 | 30日 |
| 12月 | 31日 |
特に注意したいのが2月です。
うるう年の場合は29日まであります。
3. 曜日の並びを確認する
次に、各月の1日が何曜日なのか確認します。
1日の曜日が間違っていると、その月全体の曜日がずれてしまうことがあります。
例えば、1日が月曜日なのに火曜日として配置されていたら、その後の日付も間違っている可能性があります。
月の最初だけでなく、月末まで確認しましょう。
4. 日付の抜けや重複を確認する
日付が1日から順番に並んでいるか確認します。
特に、月末や月初は注意が必要です。
例えば、30日までの月なのに31日が表示されていたり、31日まである月なのに30日で終わっていたりする場合があります。
5. 祝日を確認する
祝日は、年によって日付が変わるものがあります。
また、振替休日や国民の休日が発生する場合もあります。
そのため、前年のカレンダーをそのまま使い回すのは危険です。
必ず制作する年の祝日情報を確認しましょう。
カレンダーの祝日を確認するときの注意点
日本の祝日は、法律に基づいて定められています。
しかし、毎年同じ日付とは限りません。
毎年日付が変わる祝日がある
例えば、成人の日や海の日などは、特定の月曜日に設定されています。
そのため、前年と同じ日付になるとは限りません。
振替休日に注意する
祝日が日曜日に当たる場合、振替休日が発生することがあります。
また、祝日に挟まれた平日が休日になる場合もあります。
こうした休日も確認しましょう。
春分の日・秋分の日は公式情報を確認する
春分の日と秋分の日は、年によって日付が変わる場合があります。
そのため、過去のカレンダーを参考にして決めるのではなく、対象年の公式情報を確認しましょう。
印刷前に確認したいカレンダーのチェックリスト
カレンダーを印刷する前に、次の項目を確認しておくと安心です。
日付・曜日の確認
- 制作する年が正しい
- 1月から12月までそろっている
- 各月の日数が正しい
- 2月のうるう年対応が正しい
- 各月1日の曜日が正しい
- 日付が抜けていない
- 同じ日付が重複していない
- 月末まで曜日が正しく並んでいる
祝日の確認
- 祝日の日付が正しい
- 祝日の名称が正しい
- 振替休日が正しい
- 国民の休日が正しい
- 春分の日・秋分の日が正しい
- 祝日の色分けが正しい
デザイン・文章の確認
- 月の名前が正しい
- 写真と月の組み合わせが正しい
- 説明文に誤字脱字がない
- 写真がぼやけていない
- 文字が読みやすい
- 印刷時に文字や写真が切れない
- メモ欄が使いやすい
カレンダーの校正は何人で行うべき?
カレンダーの校正では、可能であれば複数人で確認することをおすすめします。
一人で何度も確認していると、同じ間違いを見落としてしまうことがあります。
例えば、一人が日付を確認し、もう一人が祝日や文章を確認する方法もあります。
私の場合は日付確認に5,000円を設定している
私が制作している牧場カレンダーでは、日付を一日ずつ確認する作業に5,000円を設定しています。
日付の確認は地味な作業ですが、間違いがあると困るため、重要な仕事です。
もちろん、これは私の制作案件での金額であり、一般的な校正料金の相場ではありません。
また、5,000円をかければ必ず間違いがなくなるというわけでもありません。
大切なのは、確認する作業をきちんと予定に組み込むことだと思います。
日付以外にも確認したいポイント
写真と月の組み合わせ
例えば、春の写真を秋のページに配置してしまうと、違和感が出る場合があります。
季節感を大切にするカレンダーでは、写真と月の組み合わせも確認しましょう。
写真の選び方については、こちらの記事でも紹介しています。
オリジナルカレンダーに使う写真の選び方|12か月分を集めるコツ
メモ欄の使いやすさ
卓上カレンダーでは、予定を書き込めるスペースが重要です。
写真や装飾を増やしすぎると、メモ欄が小さくなる場合があります。
実際に使う人のことを考え、書き込みやすいデザインになっているか確認しましょう。
印刷用データの確認
印刷会社に入稿する前には、指定された形式でデータが作られているか確認する必要があります。
例えば、仕上がりサイズや塗り足し、画像の解像度などです。
私の場合は、印刷用PDFの作成をデザイナーさんにお願いしています。
ただし、デザイナーさんに任せているからといって、内容の確認が不要になるわけではありません。
カレンダーを毎年作るなら校正の仕組みを残しておこう
毎年カレンダーを作る場合は、前年のチェック項目を残しておくと便利です。
例えば、日付、祝日、写真、文章など、毎年確認する項目を一覧にしておきます。
こうしておけば、翌年も同じ手順で確認できます。
前年のデータを使う場合は特に注意
前年のデザインを活用すると、制作の手間を減らせる場合があります。
しかし、日付や曜日は毎年変わります。
前年のデータをそのまま使うのではなく、必ず対象年の情報に更新しましょう。
小さな牧場のカレンダーを毎年作り続けるために
私が制作している牧場カレンダーは、毎年200〜300部ほどです。
写真を集め、文章を考え、デザイナーさんとやり取りしながら制作しています。
その中で、日付の確認は欠かせない作業です。
一方で、制作に関わる人の負担を増やしすぎないことも大切にしています。
例えば、追加したい機能があっても、確認作業が増えすぎる場合は見送ることがあります。
実際に、吉日などの情報を掲載する案もありましたが、今回は見送ることにしました。
カレンダーを豪華にすることだけでなく、毎年無理なく続けられることも大切だと考えています。
こうした制作中の判断や、費用の考え方、毎年カレンダーを作り続けるための工夫については、無料noteで詳しく公開しています。
まとめ|カレンダーの校正は印刷前の重要な作業
オリジナルカレンダーを作るときは、日付や曜日、祝日の確認が欠かせません。
特に、印刷会社に発注する場合は、印刷後に間違いを修正することが難しくなります。
そのため、制作する年の正しい情報を用意し、一日ずつ確認することをおすすめします。
また、日付だけでなく、写真や文章、メモ欄の使いやすさなども確認しましょう。
オリジナル卓上カレンダーの作り方については、こちらの記事でも紹介しています。
オリジナル卓上カレンダーの作り方|200〜300部の制作実例
そして、実際に私が小さな牧場のカレンダーを毎年制作している経験や、制作体制、費用の考え方については、無料noteで詳しく公開しています。

